不妊症の男女別の割合と不妊症の治療に関する現状について

不妊症の割合とは

世界保健機関によると、不妊の原因の割合は、女性が41%、男性が24%、男女ともに不妊である割合が24%と報告されました。
不妊症の原因は、男性女性ともにさまざまであり、妊娠に至りにくい場合、夫婦ともに検査を受けることが大切です。

晩婚化していることもあり、不妊症の治療を受けている方の割合は年々増えてきていますが、不妊が心配で治療を開始するという方の数も増加傾向にあります。

不妊症の割合

世界保健機関によると、不妊症の治療を受けている夫婦の不妊の割合は、女性が41%、男性が24%、男女ともに不妊症である割合は24%と報告されました。また、不妊の原因が明らかになっていない割合は11%です。

世界保健機関の統計から割合を算出すると、男性側が不妊である割合と、男女ともに不妊症である割合は、実に夫婦4組中1組にも上ります。そして、女性側が不妊である割合は、夫婦2組中1組と、およそ半数にも上るのです。

統計を見る限り、女性の不妊率が高いですが、男女ともに不妊である24%という確率は決して低くはありません。そのため、不妊検査を受けるときは、夫婦ともに受けることが理想的です。

不妊症の原因とは

不妊症の原因は、男性女性ともにさまざまですが、主は原因として考えられるのは、次のようなものです。ですが、原因が全く不明であるという場合もあります。

女性側の原因

女性側の主な原因となるものは、「卵巣機能不全」「子宮内膜症」「卵管狭窄癒着」「子宮筋腫」「内分泌ホルモン異常」などが考えられます。その他、卵管の水腫や子宮の奇形、発育不全なども原因のひとつです。

男性側の原因

男性側の主な原因となるものは、「無精子症」「精路閉鎖」「性交障害」「内分泌ホルモン異常」などです。その他、加齢によって精子の質が低下することも、不妊症の原因となります。

不妊治療を受ける人は年々増加

不妊治療を受ける人は年々増加してきており、不妊症を受けている方の人数は、平成14年の厚生労働省の調べによると、およそ466,900人です。ただし、体外受精による出生児数は、平成16年から平成22年までにおよそ10,000人増加しているため、現在ではもっと多くの方が不妊治療を受けていると考えられます。

不妊治療の1つである体外受精と顕微授精による出生児数の推移は、平成 18 年の約2万人から平成 26 年には 4.7 万人へと増加し、総出生児数に占める割合も平成18年の1.79%から平成26年には4.71%へと増加している。

出典:厚生労働省:(PDF)不妊のこと、1人で悩まないで

現在、不妊治療を受けている夫婦数は明らかになっていませんが、厚生労働省のデータを見る限り、年々増加していることは明らかだと考えられます。

不妊が心配な人も増えている

実際に不妊症であるかどうかに関わらず、不妊が心配で治療を受けている、という方も増えているのが現状です。

結婚が晩婚化した現在、30代以降で結婚をする方も珍しくありません。しかし、女性男性ともに30代以降は妊娠する確率が減るため、早めに適切な不妊治療を受けることが大切です。

前述の通り、厚生労働省によって治療費の支援事業も行なわれており、排卵誘発剤や人工授精、体外受精、顕微授精などの不妊症治療は、以前よりも一般的なものになりつつあります。まずは、不妊症が疑われる場合、男女ともに検査を受けることをおすすめします。

不妊症が疑われたら男女ともに検査が大切

不妊症の割合は、女性が41%、男性が24%と女性の不妊症の確率が高いですが、男女ともに不妊である割合も24%となっており、男女ともに検査を受けることが大切です。

不妊になる原因は男女ともにさまざまですが、不妊症でなくとも、不妊が心配で治療を受ける方も増えてきており、不妊治療は非常に一般的なものとなっています。まずは、早めに検査をして、適切な治療を開始することが大切です。

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