44歳、出産しました!

放生先生

こんにちは。
以前、不妊で貴院に通っていました、●原●子と申します(麻酔科医です)。
この度、43歳11ヶ月で妊娠し、44歳で無事に第二子出産に至りましたので、
ご報告いたします。

放生先生には、Aクリニックをご紹介いただきまして、
そこで5回体外受精を試みましたが残念ながら妊娠できませんでした。
不妊治療も3年近くになり、気力も年齢的にもしんどくなってきたので、
ラスト一回試みてそれで終わりにしようと決め、
最後の一回をBクリニックに行ってみました。
そしたらまさかの妊娠・出産という結果になりました。

個人的には、放生先生のご推薦のAクリニックの方が通いやすく、
居心地も良く、またドクターとのコミュニケーションも良好でしたので、
できればAクリニックで妊娠したかったです。

高齢出産で色々心配なことはありましたが、幸い母子ともに健康です。
無事に生まれた次女を抱っこして、3年間の不妊治療で辛かったことを思い出し、
こうして次女を授かったことは本当に奇跡だなあと感謝しております。

その中でも、こまえクリニックに出会えたことは、大きなターニングポイントでした。
それまで人工授精を繰り返し、なかなか体外受精に踏み切れなかったのですが
放生先生のカウンセリングを受けた後、
安心して体外受精にステップアップすることができました。

仕事や育児の時間をやりくりして、
暑い日も寒い日も狛江駅に通ったことが懐かしく思い出されます。
その時は本当に出口の見えないトンネルの中を歩いているようで、
クリニックから狛江駅までの帰り道で涙があふれたことが何度もありました。

「未来を信じて頑張ってよかった」と、今では思うことができますが、
がんばっても結果が出ないケースも多々あるわけで、
自分はたまたますごくラッキーだっただけだ、と思います。

治療中は私もこまクリ通信を読んで、
皆様の、特に自分と年齢の近い方の出産報告に励まされたものでした。
私の年齢で治療を頑張っていらっしゃる方に
「44歳で授かったケースもある」と希望を持っていただければ幸いです。

希望を捨てなければ絶対に結果が出る、
というわけではないのが不妊治療のツライところですが、
ほんの一筋でも希望がなければ、
毎月のツライ治療に耐える原動力がなくなってしまうと思いますので...。

私は最後の胚移植に前日に風邪をひいてしまい、
移植当日咳が止まらず
「こんなに腹圧がかかっては移植してもきっとダメになっちゃうんだろうな...
ラストチャンスなのになんでこんなことに(涙)」と
絶望的な気持ちになっていました。
でも結果、その回で妊娠・出産できました。
だから「ダメもとでも、やってみなきゃわからないもんだな」と思いました。
もしかしたら「もうダメだろう」というあきらめの気持ちで
力が抜けてよかったのかもしれませんが...。

治療中は「人知を尽くして天命を待つ」ということわざを、
夫と合言葉のように呟いていましたが、
本当に不妊治療は「神のみぞ知る領域」だなあと実感しました。

私が不妊治療中に一番辛かったのは「気持ちの持ち方」でした。
「絶対に授かる!」と信じたいけど、
そうするとダメだった時のショックが大きいし、
ダメだって思っちゃうと良い結果を引き寄せられない気がするし...
毎日「気持ちをいかにフラットに保つか」を試行錯誤していました。
そんな時も「人知を尽くして天命を待つ」と自分に言い聞かせることで、
少し落ち着くことができたように思います。

不妊治療に悩んでいらっしゃるすべての皆様に、
良い結果が訪れることを心から願っております。

放生先生、本当にありがとうございました。
これからも不妊で悩んでいるたくさんの女性に
勇気と希望を与える素晴らしいお仕事を、ずっと続けてくださいね!

●原●子

不妊治療は移植するとどうなるのか。また、移植した際のリスク

不妊治療がステップアップしていき、高度治療に移行した場合、移植を検討する夫婦もいます。不妊治療で移植した場合、どのような効果が期待できるのでしょうか。また移植した際のリスクなど、詳しい内容を紹介していくので、参考にしてみてください。

 

不妊治療での移植方法

 

体外受精や顕微授精まで、不妊治療がステップアップしていくと、培養した胚を子宮内に戻すという移植方法が実施されます。移植する胚の培養日数によって、胚移植の方法は微妙に異なるので、詳しい内容を紹介していきましょう。

 

1.初期胚移植

 

体外受精や顕微授精で行う胚の培養が、2日~3日目で移植する場合は、「初期胚移植」と呼ばれる施術が行われます。一般的な移植方法で、胚の分割不良によって胚移植が出来ない可能性が低いのが特徴です。

 

体外受精を初めて行う場合は、初期胚移植から治療が行われるのが一般的な方法になります。

 

2.胚盤胞移植

 

培養5日~7日の胚を移植する「胚盤胞移植」は、胚の選別を行うことが出来るのが特徴です。ただ胚の分活不良によって、胚移植が出来ない可能性があるので、十分に注意する必要があります。

 

3.二段階胚移植

 

初期胚と胚盤胞の利点を生かしたまま、胚の分割不良による胚移植が出来ない可能性を除去してくれる「二段階胚移植」。妊娠率を向上させてくれる効果が期待できますが、リスクもあるため、細心の注意を払って施術を行う必要があります。

 

凍結胚移植の方法

 

採卵した時期に移植出来ない場合は、良好胚を凍結することができます。その凍結した胚で行う移植を凍結胚移植というのが特徴です。凍結胚移植の方法は、主に2種類あるので、詳しい内容を紹介していきます。

 

1.ホルモン補充周期

 

生理2日目から子宮内膜を厚くするために、卵胞ホルモン剤を使用します。内膜の状態を確認後、黄体ホルモンを開始し、その後凍結している胚のステージと黄体期の日数に合わせて胚を移植するのが特徴です。

 

2.自然周期法

 

自然周期法とは、名前の通り自然排卵に合わせて凍結胚を移植する方法です。自然の周期に合わせて移植するため、妊娠率を向上させることができます。

 

移植のリスク

 

人工的に受精させることから、不妊治療で移植の方法を実施することは、ある程度のリスクが伴います。どのようなリスクが発生するのか、いくつか紹介していくので、参考にしてみてください。

 

1.多胎妊娠

 

不妊治療で移植した場合、多胎妊娠になる確率が高く、多胎妊娠の症状が見られた場合は、早産・子宮内胎児発育遅延・妊娠高血圧症候群のリスク因子があると言われています。

 

多胎妊娠のリスクを減らすために、移植する際の胚の数は1つと決められているのが、不妊治療における移植の特徴です。

 

2.異所性妊娠

 

胚移植は子宮内で行うのが特徴ですが、移植することで、子宮以外の場所で異所性妊娠が発生する可能性があります。自然妊娠と比べると移植した場合、異所性妊娠の確率が高くなると言われているので、発生した場合は緊急手術が必要になることもあるでしょう。

 

3.コスト面

 

体外受精や顕微授精を行う際には、保険適用外であることから、保険料が高額になるだけでなく、凍結胚を維持するだけでもコストがかかります。そのため、移植する際にはコスト面でも不安な部分があるのが特徴です。

 

まとめ

 

妊娠率を向上させるために行う不妊治療における移植は、自然妊娠では難しい場合に行う高度治療として実施されますが、リスクもあります。自然妊娠と比べると、リスク因子があることから、施術自体が慎重に行われますが、それでも移植によるリスクを全て排除できる訳ではありません。

 

そのため、不妊治療で移植を行う場合は、自分の体に違和感を覚えた時点で、医師に相談することを心掛け、安全に妊娠・出産できるように意識していく必要があります。

治療に不妊治療には痛みは伴うのか

初めて不妊治療を行う方にとっては、どのようなことをするのかわからないため、痛みが生じるか不安になる方も多いでしょう。特に不妊治療の口コミを確認すると、痛いという意見も多いため、心配になる方もいます。今回は。不妊治療による痛みは生じるのか紹介していくので、参考にしてみてください。

 

初期検査の段階で痛みが伴う

 

不妊治療の方法や検査のやり方は、病院によって微妙に異なります。ただ基本的に、不妊治療は体に負担をかける方法であることから、個人差はありますが、多少の痛みは発生するのが特徴です。特に高度治療になるほど、注射の頻度も増えるため、痛みを感じる頻度も高くなります。

 

また初期検査の段階でも痛みが伴うことから、不妊治療を行う上で、痛みとは付き合う必要があるでしょう。初期検査の中でも、「卵管造影検査」は、多くの方が痛いと訴えていることが多いのが特徴です。

 

卵管造影検査とは、卵管に詰まりがないか調べる検査で、子宮口から造影剤を注入してレントゲンで確認することができます。この時に、造影剤が通る際に痛みが生じることが多いのが特徴です。

 

卵管造影検査の際に、卵管の通り道を広げることで、妊娠しやすくなる方もいるため、痛みが伴うことがあるものの、検査を行うメリットはあるといえます。

 

子宮卵管造影検査で感じる痛み

 

初期検査の中でも痛いと言われている子宮卵管造影検査ですが、実際にはどのような痛みが生じることがあるのでしょうか。詳しい内容を紹介していくので、参考にしてみてください。

 

1.生理痛のような痛み

 

卵管を造影剤が通ることから、生理痛の時のように、ひどい痛みを感じることがあります。痛みを感じるかどうかは、個人差にもよりますが、一般的に卵管が狭い傾向にある人の方が子宮卵管造影検査で痛みを感じることが多いようです。

 

2.下腹が重く感じる

 

卵管に造影剤を入れることから、卵管に違和感が発生するため、下腹が重く感じるという方もいます。卵管に造影剤という液体を入れることから、多少の違和感はあるので、少なからず気持ち悪い感覚になる方は多いでしょう。

 

体調が悪いと感じた時には、速やかに担当医師に相談することが大切です。

 

3.圧迫感がある

 

子宮卵管造影検査では、卵管を造影剤が通ることから、痛みよりも圧迫感や違和感がある程度の方もいます。そのため、子宮卵管造影検査といっても、必ず痛みが生じる訳ではありません。

 

個人差によるものが大きいので、初期検査の段階で変に力が入らないようにすることが一番大切です。

 

高度治療になるほど注射が増える

 

初期治療でも採血などで、注射を行う機会がありますが、タイミング法などの初期治療で受精・妊娠が出来なかった場合は、高度治療にステップアップしていきます。

 

その際に、高度治療になるほど、卵子を採取する時などに注射を打つことが多く、病院に行く度に痛い思いをすることが増えていくのが特徴です。

 

特に、筋肉に注射を行う、筋肉注射は針が筋肉に刺さる感覚があるために、痛いと感じることが多いでしょう。卵子を採取する際には麻酔を行うので、毎回痛い思いをするのが大変という印象が、不妊治療にはあるかもしれません。

 

まとめ

 

初期検査の子宮卵管造影検査では、卵管に造影剤を注入することから、多少の痛みを感じることがあります。必ず痛い訳ではなく、個人によっては圧迫感や違和感がある程度で抑えられる可能性があるので、気軽な気持ちえ検査を受けることが大切です。

 

また不妊治療が始まると、最初は痛いと感じることが少なくても、高度治療にステップアップするほど、注射を打つ機会が増えていき、痛い思いをすることが増えていきます。

 

肉体的には、それほど痛いと感じなくても、何度も繰り返し注射を行うと、精神的に辛くなることもあるでしょう。そんな時には、夫婦で助け合い、励まし合うことが大切です。

不妊治療はいつから始めるのが最適なのか

夫婦生活が続いていても、妊娠しない場合は、いつから不妊治療を始めるのがいいのでしょうか。また不妊治療を始める年齢は、何歳からが最適なのか気になるポイントです。今回は、不妊治療をいつから始めるのが最適なのか、詳しい内容を紹介していきます。

 

不妊の定義とは?

 

少し前までは、不妊の定義は夫婦生活を営んでいても、2年間妊娠することができなかった場合に「不妊症」と診断されていました。しかし、近年では晩婚化が進んでいることから、夫婦生活を営んでいて、1年間妊娠することができなかった場合に、不妊症と診断されることになっています。

 

不妊の定義は、日本産科婦人科学会が決めたことであるため、病気ではありませんが、症状として不妊の状態にあることから、便宜上決められた名称です。

 

何歳から不妊治療を行うのがいいのか?

 

不妊症と認められた場合に行う不妊治療ですが、実際には何歳から受診するのがいいのでしょうか。高齢になるほど、妊娠率は低くなる傾向があるため、子供を授かるのであれば、早めの方が望ましいと言われています。

 

特に女性の場合は加齢に伴い、卵子も老化していくため、40歳を超えると妊娠率がかなり低くなってしまうのが特徴です。

 

晩婚化が進んでいますが、平均的に妊娠率が下がり、不妊治療を行うのは35歳からが多いでしょう。さらに体外受精を行う平均年齢は40歳であるため、自然妊娠を望むのであれば、30代のうちにクリニックに向かい、不妊治療を行うことをおすすめします。

 

男性の場合も、高齢になるほど精子の質が下がる傾向にあるため、早めの診察を行い、状況によって不妊治療を行うことが大切です。ただ、男性の場合は、女性よりも高齢であっても妊娠する可能性が高いのが特徴になります。

 

年齢よりも、ストレスや飲酒、喫煙によって不妊になる可能性があるので、男性の場合は若くても不妊の原因を特定するために、クリニックで検査を行う方がいいでしょう。

 

不妊の原因

 

不妊治療を行う前に、不妊の原因を自分で把握しておくことも重要です。不妊の原因を把握しておけば、クリニックの検査の際に、不妊の原因を特定しやすくなるので、不妊治療を行うことで、結果がすぐに出る可能性があります。

 

不妊の原因で多いのが、排卵・精子・卵管に問題が発生しているケースです。排卵については、排卵日を把握することで、妊娠しやすい時期を医師が指導してくれるタイミング法を実施すれば、すぐに不妊治療を完了させることができる可能性があります。

 

精子については、男性側に不妊の原因が発生しているため、女性だけでなく、男性も不妊の検査を実施しておく必要があるでしょう。そのため、不妊治療を行うことを決意した場合は、夫婦共に病院で診察してもらうことが重要です。

 

卵管は、人によって細くなっていたり、状態が異なるケースがあります。クリニックで細かい検査をしてもらうことで、不妊の原因を特定してもらうこともできるので、早めに不妊治療を開始して、早期解決に努めましょう。

 

早めの不妊治療が重要

 

妊娠率は、男性も女性も高齢になるほど低くなる傾向にあります。そのため、少しでも妊娠できないと感じた場合には、速やかに不妊治療を検討するのが望ましいでしょう。

 

時間が経つほど自然妊娠できる確率は下がるので、30代になり、子供を望んでいても授かれないと感じた時には、すぐに夫婦で検査してもらうことをおすすめします。

 

まとめ

 

不妊治療は、平均35歳から始める方が多いことから可能であれば、30代で不妊治療を実施する方がいいでしょう。40代になれば、体外受精でも妊娠率が低くなるため、早めに不妊治療を行うことが重要です。

 

仕事が忙しいなど、後回しにしてしまうと、子供を望んでいても授かることができなくなる可能性があるので、少しでも不妊を疑う場合は、不妊治療を検討してみてください。

不妊治療中にアルコールを摂取するのは良いかダメかについて

不妊治療を行う場合、男性も女性も体を大切に労わり、健康的な精子・卵子を維持することが大切です。そんな不妊治療中にアルコールを摂取した場合、不妊治療に影響を与えることがあるのでしょうか。不妊治療の際に、どのような効果があるのか、詳しい内容を解説していくので、参考にしてみてください。

 

不妊治療の効果にアルコールは関係するのか?

 

不妊治療中に精子や卵子の活動を正常にするために、健康的な体作りは大切なことです。そんな中、アルコールを摂取すると、どのような影響が与えられるのでしょうか、詳しい内容を解説していくので、参考にしてみてください。

 

1.男性の場合

 

基本的に、アルコールを摂取すること自体は、不妊治療に影響を与えることは少ないと言われています。しかし、過度な飲酒はリスク因子が増加する傾向にあるので、アルコールの摂取量には十分注意する必要があるでしょう。

 

多少のアルコールであれば、不妊治療への影響はありませんが、摂取量が増えるほど、リスク因子が高まるので、受精・妊娠の確率が低くなることが予想されます。

 

また1ヶ月間の間に、アルコールを摂取した場合と摂取していない場合を比べた結果でも、アルコールを摂取した方の方が、流産率が高くなったという結果があるので、アルコールを摂取する習慣がある方は、早めに改善する方がいいでしょう。

 

2.女性の場合

 

女性が不妊治療の際に、アルコールを摂取した場合、卵子回収率・妊娠率低下・流産リスクが高まると言われています。リスクはアルコールの摂取量が多いほど増える傾向があるため、不妊治療の際にはアルコール摂取を控えることが大切です。

 

不妊治療の結果を少しでも早く出したいのであれば、アルコール摂取する習慣を控え、受精・妊娠の確率を高める努力をしていきましょう。

 

アルコールが及ぼす不妊への影響

 

不妊治療の前に、アルコールを過度に摂取することで、不妊になる原因を作ってしまうことがあります。過度なアルコール摂取による不妊への影響は、どのようなものがあるのか、詳しい内容を紹介していきましょう。

 

1.男性の不妊への影響

 

過度なアルコール摂取は、勃起不全を引き起こす可能性があります。神経反射がアルコールによって抑制されるために、勃起不全の症状がみられるのです。

 

アルコール依存の方には、このような勃起不全が確認されているため、不妊の原因を作らないためにも、過度なアルコール摂取は控えるようにしましょう。

 

2.女性の不妊への影響

 

女性の場合は、過度なアルコール摂取で無月経が引き起こされる可能性があります。無月経が続くと、不妊になるだけでなく、性交痛などが発生する恐れもあるため、アルコールを飲む習慣はある程度、抑制することを意識することが大切です。

 

アルコール摂取で引き起こされる胎児への影響

 

不妊治療を終えて、胎児がお腹の中にいる時に、安心してアルコールを摂取すると、胎児への影響が少なからず発生する恐れがあるので、注意が必要です。

 

胎児がお腹の中にいる場合に、アルコールを過度に摂取すると、リスク因子が高まり、異常が発生する恐れがあります。

 

少しでも胎児を労わるためにも、不妊治療の段階でアルコール摂取を控え、夫婦共に健康的な状態を維持するように心がけましょう。

 

まとめ

 

不妊治療中にアルコールを摂取することで、男性であれば精子に、女性であれば卵子に少なからず影響することがわかりました。ただ少量のアルコールであれば、問題はなく、注意すべきは過度にアルコールを摂取してしまうことです。

 

どれくらいの量で影響するかは個人差によるものが大きいので、出来ればアルコール摂取を控えることが大切でしょう。

 

また過度なアルコール摂取は、不妊の原因になる可能性もあるため、アルコールの摂取量は出来るだけ控えることが大切になります。

不妊治療を諦める理由とその場面に直面した際にどうすればよいのか

年齢を重ねるごとに自然妊娠が難しくなることから、近年では晩婚化から不妊治療を行う夫婦が増えている傾向にあります。ただ全ての夫婦が子供を授かる訳ではなく、不妊治療を諦める夫婦もあるのです。今回は、不妊治療を諦める理由と、その場面に直面した時に、どのようにすればいいのか、詳しい内容を紹介していきます。

不妊治療を諦める理由

不妊症の場合に、クリニックで実施してもらうことができる不妊治療は、継続していくことで子供を授かる可能性があります。ただ、様々な理由によって諦める夫婦も存在しているのが現状です。

 

どのような理由で、不妊治療を諦めることが多いのか、詳しい内容を解説していきます。

 

1.継続するためには高額な医療費がかかる

 

不妊治療は初期治療として、タイミング法を実施していきます。そこから、徐々に人工授精や体外受精とステップアップしていくのが特徴です。タイミング法などの初期治療については、保険が適用するため、1回の費用は何千円で済みます。

 

しかし、高度な不妊治療を行う度に、何十万円とかかることから、不妊治療を継続するほど、高額な医療費が発生するのです。そのため、結果が出ないことから、不妊治療を諦める夫婦も多いと言われています。

 

2.続けるほど心身共に疲弊する

 

不妊治療を行ったからといって、必ず成果が出るとは限りません。何度も実施することで、受精・妊娠できる夫婦も存在するため、気長に不妊治療を続けることが大切です。ただ不妊治療を行うことで、未知の痛みや周囲の期待から、肉体的・精神的に疲弊する夫婦もいます。

 

不妊治療で発生する痛みは、個人差がありますが、体外受精などの施術は体に多少の負担がかかるのが特徴です。継続していくことで、心身共に疲弊し、不妊治療を諦める夫婦もいると言われています。

 

3.病院に行く時間を調整する必要がある

 

不妊治療は、女性の排卵日の周期など、タイミングによって病院に行く日付が決められます。そのため、仕事の調整を行う必要があるのが難点です。

 

何度も仕事を休むことは、会社勤めであれば難しく、調整が出来なくなることで、不妊治療を諦める夫婦もいます。

 

不妊治療を諦めそうな時に取るべき行動

 

不妊治療を諦める理由は、夫婦によって異なります。そんな諦めそうな時には、どのような行動を取るべきなのでしょうか。詳しい内容を紹介していくので、参考にしてみてください。

 

1.助成金や医療費控除を検討する

 

医療費が高額になることで、不妊治療を諦めそうであれば、国や自治体が行っている特定不妊治療助成事業を利用すれば、助成金を受け取ることができます。また確定申告の際に申請する、医療費控除を利用すれば、納める税金も少なくすることが可能です。

 

2.夫婦で共に励まし合う

 

心身共に疲弊して、不妊治療を諦めそうであれば、夫婦で共に励まし合うことが大切です。周囲の期待や言葉が気になることもありますが、夫婦で支え合うことで、乗り切れることもあるので、お互いがお互いのことを認め合って不妊治療を続けることが重要になります。

 

3.職場で負担の少ない部署に異動する

 

病院に行く時間など、仕事の調整が必要であれば、融通の利く負担の少ない部署に異動することを検討することも重要です。不妊治療を諦めそうであれば、仕事量などを上手く調整して、負担を減らす努力を心がけましょう。

 

まとめ

 

不妊治療は継続するほど、費用や負担がかかります。そのため、途中で諦めてしまう夫婦も少なくありません。しかし、諦めそうな時こそ、取るべき行動を意識して、不妊治療を続けるように努力しましょう。

 

不妊治療は継続してこそ、子供を授かる可能性があります。辛抱強く続けて、結果が出るまで不妊治療を行ってみてください。

赤ちゃんができないから「不妊」とは決めつけないで

「不妊」とはどういう状態をいうのでしょうか?
「不妊症」は病気なのでしょうか?

不妊症は、カップルが赤ちゃんを欲しいと思ったとき、
はじめて成り立つ病気です。赤ちゃんを望まなければ、
多くの場合、病気ではないのです。
また、不妊症には、たとえば糖尿病のように
はっきりとした診断基準があるわけでもありません。
糖尿病はその人個人の問題ですが、
不妊は夫婦どちらかに原因があったにせよ、
あくまでも夫婦の問題だからです。

でも、こんなことばを聞いたことはありませんか?
「通常の夫婦生活をして、1年間妊娠しなければ不妊症」
しかしながら、ここでいう「通常の夫婦生活」が意味するものも、
そのとらえ方も人それぞれです。
実際、月に1回のセックスが「通常」であるカップルもいれば、
ほとんど毎日愛し合うことが「通常」であるカップルもいます。

ですから、まず大切なことは、赤ちゃんができないからといってすぐに、
自分たちを「不妊」と決めつけないことです。

どのくらいの期間、赤ちゃんができなければ不妊なの?

ではどれだけの期間、妊娠しなければ「不妊」と考えたほうがいいのでしょうか?
先に述べたとおり「通常の夫婦生活を営んで1年間妊娠しない場合は不妊症」というのが、現在一般的に受け入れられている考え方です。1年で不妊というその根拠はど
こにあるのでしょうか?

不妊に対してまったく問題のない100組のカップルがいるとします。仮に1周期あたりの妊娠率を25パーセントとすると、最初の1ヵ月で約25組が妊娠することになります。

残り75組のうち25パーセントにあたる19組が、つぎの周期で妊娠することになります。

残り56組のうち25パーセントにあたる8組が、そのつぎの周期で妊娠することになります。このように計算していくと、1年後に妊娠しないまま残るカップルはわずか3組になるというわけです。

ここから「1年経っても妊娠しなければ不妊」という考え方が出てくるのです。
しかし、これはカップルの双方に不妊に対してなんら問題がない場合の、あくまでもシュミレーションでしかありません。

子どもを産みたいと考えたカップルの80パーセントが結婚して1年後に、90パーセントが2年後に妊娠しているといわれますが、先ほども述べたように、夫婦の背景や夫婦生活のとらえ方ははさまざまです。

「赤ちゃんが欲しいと思って1年経って妊娠しなければ不妊」というのは、あくまでひとつの目安にすぎません。1年以上たっても自然に妊娠するカップルもたくさんいることを心にとめておいてください。

レッスン:不妊に定義はない!

第2回「妊活セミナー」のご案内

第2回のセミナーを、2019年1月14日(月曜、祝日)におこないます、

時間は、10:00~12:00を予定しております。
参加費は1,000円(席料、資料代として)です。

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不妊の人が必ず不妊治療が必要なわけではない

 カップルの5組に1組が不妊に悩んでいるといわれています。ですが、赤ちゃんが欲しいけれどなかなかできない人に、必ず不妊治療が必要なわけではありません。

 不妊治療に関して、体外受精や顕微授精といった高度生殖医療を行う医療機関においても、妊娠した人の70~75%はタイミング法で妊娠しています。タイミング法とは、簡単にいえば排卵日に合わせて夫婦生活を持つということ。限りなく自然妊娠に近い形です。

 医学的な理由で高度生殖医療が必要な人は、不妊の方の10組に1組です。不妊の人の10組に9組みは、「自然に近い形で妊娠する可能性がある」ということなのです。

 なぜこのようなことを述べるのかというと、不妊治療が大きな精神的、肉体的ストレスをともなうと、私自身も実感しまた、経験された多くの方が訴えているからなのです。とくに女性の負担は大きなものがあります。たとえ男性のほうに原因があったとしても、治療を受けるのは主に女性だからです。時間的、経済的な負担もあります。皮肉なことに、このようなストレスが重なって、不妊症の治療が不妊をさらに悪化させる「不妊治療不妊」となることも少なくありません。自然妊娠できる可能性があったのに、不妊治療に熱心になるあまり、セックスレスになってしまうカップルも少なくありません。これでは何のための治療かわかりません。

 不妊治療に進む前に、できることはたくさんあります。私はまずそこから始めましょうと言いたいのです。この章ではその具体的な方法を紹介していきますから、ぜひ実践していただきたいと思います。

 今は医療の質が問われる時代です。自分たちがどのような妊娠を望むのか、まずはじっくりと考えてみてはいかがでしょうか。不妊症は一刻を争うような病気ではありませんし、一刻を争っているカップルは、プレッシャーや精神的ストレスからかえって妊娠しにくいものです。