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不妊用語集

クロミッド(クロミフェン)|一般的不妊治療

クロミッド(クロミフェン)

クロミッド(1錠50mg)という代表的な経口の排卵誘発剤があります。通常、月経開始後3~5日目から50~100mgを5日間内服します。クロミッドは投与後、腸から吸収されて、血流に乗って、直接卵巣に働くのではなく、脳の視床下部という場所を刺激します。そして、LH、FSHというホルモンの分泌を促します。

ビリヤードの一つ目の玉を打つと、二つ目の玉が三つ目の玉を当てるといったような間接的な刺激になるわけです。クロミッドは排卵誘発剤の中でも永い歴史を持ち、この薬によって恩恵をもたらされた人は数知れないと思います。

しかし、副作用として、子宮内膜が薄くなったり、頸管粘液が減少したりします。またのぼせやお腹の張り、発疹、うつ状態などの副作用がでることもあります。

通常の自然妊娠では、双子になる確率は1.25%ですが、クロミッドを使用すると、5%前後になります。

最近では、体外受精の排卵誘発でも使用され、クロミッド周期での採卵をおこなう施設も増えてきました。

セロフェン、フェミロンと呼ばれるお薬は、クロミッドと同じ成分のお薬で、製造している会社が違うだけです。

(大牟田天領病院婦人科部長 吉田 耕治先生監修)

不妊ルームはこう考えます

「不妊ルーム」では、タイミング法で効果が出なかった方や、低温期が長く、高温期が短いといった排卵障害や、黄体機能不全を疑われる患者さんに対しては、クロミッドを使用するようにしています。「不妊ルーム」では、クロミッド+漢方薬で妊娠に至る人の割合がもっとも高いと思います。

「不妊ルーム」では、クロミッドの副作用を避ける意味からも、3周期使用したら、1周期は休むようにしています。そして、お休みした周期に、リバウンドで妊娠することも多々ありますから、この周期にも妊娠は期待できると、みなさんに説明しています。

また、黄体機能不全と排卵障害は、コインの裏表の関係と考えられるようになってきてから、クロミッドの使用頻度は、「不妊ルーム」でも高くなってきています。
※一般的な人工授精

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≪院長プロフィール≫
こまえクリニック院長 放生 勲

昭和62年3月 弘前大学医学部卒業

都内の病院にて2年間の内科研修

フライブルク大学病院および
マックス=プランク免疫学研究所留学

東京大学大学院医学博士課程修了
(東京大学医学博士)

平成11年5月こまえクリニック開院

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